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マイクラJava版サーバーの立て方(Linux・無料)26.3で実際に起動したコマンドと所要時間
この記事では、Minecraft: Java Edition の**公式サーバー(server.jar)**を、Linux のコマンドだけで起動するまでの手順を書きます。実際に当サイトの検証機(box)で行い、そのときのコマンドとログをそのまま載せています。
この記事で確認したこと/していないこと
- 確認した: サーバーのダウンロード、起動、EULA への同意、設定の変更、停止。起動にかかる時間とメモリの使用量の計測。
- していない: プレイヤーとしての接続(検証機でゲームのクライアントを使っていないため)、外部への公開(ポート開放)。
検証環境
| 項目 | 値 |
|---|---|
| OS | Debian GNU/Linux 13 (trixie) |
| CPU | Intel Xeon Processor(仮想マシン)8 vCPU |
| メモリ | 16GB(共用。検証に使える空きは約3.5GB) |
| Java | Eclipse Temurin 25.0.4.1 JRE |
| サーバー | Minecraft server 26.3(2026年10月19日時点の最新リリース) |
手順1:必要な Java のバージョンを確認する
サーバーに必要な Java のバージョンは、Minecraft のバージョンごとに違います。Mojang 公式のバージョン情報(JSON)を見ると、26.3 の必要 Java は 25 と書かれていました。
curl -s https://piston-meta.mojang.com/mc/game/version_manifest_v2.json -o manifest.json
# latest.release が "26.3" であることを確認し、26.3 の JSON の javaVersion を見る
# → {"component": "java-runtime-epsilon", "majorVersion": 25}
Java 25 は Eclipse Temurin(Adoptium)の JRE を使いました。OS 全体には入れずに、フォルダに展開しただけです。
curl -L -o jre25.tar.gz "https://api.adoptium.net/v3/binary/latest/25/ga/linux/x64/jre/hotspot/normal/eclipse"
tar xzf jre25.tar.gz # jdk-25.0.4.1+1-jre/ ができる
./jdk-25.0.4.1+1-jre/bin/java -version
# openjdk version "25.0.4.1" 2026-08-18 LTS
手順2:公式の server.jar をダウンロードし、ファイルが正しいか確かめる
server.jar は、minecraft.net のサーバー配布ページか、Mojang のバージョン情報に書かれた URL から取得できます。今回はバージョン情報の URL を使い、SHA1(ファイルが正しいかを確かめるための値)が公式の値と一致することを確認しました。
curl -o server.jar https://piston-data.mojang.com/v1/objects/33680f5f2ac32864d6d7cf5e56a705fdb3e05f4c/server.jar
sha1sum server.jar
# 33680f5f2ac32864d6d7cf5e56a705fdb3e05f4c server.jar ← バージョン情報の値と一致
※この URL は 26.3 専用です。別のバージョンの URL は、バージョン情報から取得してください。
手順3:1回目の起動 → EULA に同意する
java -Xms1G -Xmx2G -jar server.jar nogui
1回目は、eula.txt と server.properties を作ったところで止まります。
[ServerMain/WARN]: Failed to load eula.txt
[ServerMain/INFO]: You need to agree to the EULA in order to run the server. Go to eula.txt for more info.
eula.txt の中に、Minecraft EULA(利用規約。https://aka.ms/MinecraftEULA )へのリンクがあります。規約を読んで同意する場合だけ、eula=false を eula=true に書き換えます。当サイトは内容を確認したうえで同意しました。
手順4:server.properties を最小限だけ変える
今回は検証が目的なので、変えたのは次の3つだけです。
server-ip=127.0.0.1 # 自分のマシン(localhost)からの接続だけ受け付ける。外には公開しない
level-seed=haisaba # 計測を毎回同じ条件でやり直せるように、シードを固定
motd=haisaba lab (localhost only)
26.3 では、white-list=true(ホワイトリストが有効)が初期値になっていました。友だちを入れる場合は、whitelist add <プレイヤー名> で追加する必要があります。各項目の意味はserver.properties の解説記事にまとめました。
手順5:起動する
java -Xms1G -Xmx2G -jar server.jar nogui
実際のログ(抜粋):
[Server thread/INFO]: Starting minecraft server version 26.3
[Server thread/INFO]: Starting Minecraft server on 127.0.0.1:25565
[Server thread/INFO]: Preparing level "world"
[Server thread/INFO]: Done (2.533s)! For help, type "help"
かかった時間(実測)
| 条件 | コマンド実行から Done まで(実時間) | ログの Done の値 |
|---|---|---|
| 新しいワールド(1回目) | 8.4秒 | 2.533秒 |
| 新しいワールド(同じ条件でもう一度) | 8.8秒 | 2.007秒 |
| 作成済みのワールドを読み込む | 6.1秒 | 0.242秒 |
ログの「Done (X s)」は、サーバーが自分で測った時間です。Java が起動するまでの時間などは含まれないので、コマンドを実行してから使えるようになるまでの実時間はもう少し長くなりました。メモリと CPU の詳しい計測は、メモリ割り当ての実測記事に載せています。
手順6:止める
コンソールで stop と入力します。今回は0.5秒ほどで終わりました。止まった後に、プロセスが残っていないか、ポートが閉じているかを確認しました。
pgrep -af java # 何も表示されなければ OK
ss -ltn | grep 25565 # 何も表示されなければ OK
友だちと遊ぶには(この記事の範囲外)
今回は待ち受けを 127.0.0.1 にして、外に公開しませんでした。外部に公開する設定は検証していないので、この記事では扱いません。
自宅のPCを公開するのか、ゲーム用 VPS を借りるのかについては、自宅PCとゲーム用VPSの判断ガイドにまとめました。
まとめ
- 26.3 には Java 25 が必要です(Mojang のバージョン情報で確認)。
- 起動には EULA への同意(
eula=true)が必要です。 - 当サイトの検証機では、新しいワールドの場合、コマンドを実行してから約8〜9秒で起動しました。
- 26.3 はホワイトリストが初期値で有効になっています。
関連記事: ワールドのバックアップを自動化して復元まで試した手順/「You are not white-listed」で入れないときの対処
参照URL(2026-10-19 確認)
- Minecraft Java Edition サーバーのダウンロード(公式): https://www.minecraft.net/en-us/download/server
- Mojang バージョン情報: https://piston-meta.mojang.com/mc/game/version_manifest_v2.json
- Minecraft EULA: https://aka.ms/MinecraftEULA
- Eclipse Temurin(Adoptium): https://adoptium.net/
- 検証の記録(当サイト内、非公開): lab/README.md